長文ですが。

人にもスポーツにも音楽にも
興味関心が持てなくて
唯一惹かれたマジックという芸。
何をやっても要領が悪くて、
スタミナも足りず
人前に出る事も怖くて
おしゃべりする事も苦手な自分が
初めてやりたいと
チャレンジしてみようと思って
唯一続けられた
マジックという芸。
マジックの為に北海道を離れて
マジックの為に酒を飲める様になって
極力人前に出る事を心がけて
ビビりながら人と交流して
全ては不器用な自分がマジシャンになる為に
コツコツやってきました。
コツコツ努力すれば必ず成功すると。
お陰様で芸には助けられました。
マジックがあったから、
知らない人と話すきっかけを作れて
自分を覚えてもらえて。
マジックを色んな意味で
うまく演じられる様になってからは
感謝までされる様になりました。
特に店を出してからは
お話し上手で人間離れした
なんでも出来る人と認識されて。
でもプライベートの
自分の飲み方を知ってる人や
マジックの同業者には
決してそんな人間ではないと知られている。
マジシャンは俳優と同じで演者なので、
根本的な自分は変わってません。
いまだに話すのは苦手で
人前に出る事は怖いし
自信は無いです。
マジックをやり始めて気がついたら22年。
自分の店を持って7年目。
色んな人に出会って
色んなお話を聞いて
沢山の経験を頂きました。
時々弱音を吐かないと壊れる人間なので
ここに書き留めます。
将来の自分がこれを読み返して
鼻で笑える様に。
仕事は結果が全て。
結果が出せず、
一番わかってほしい人に喜んでもらえない。
自分はどんな形でも
マジックは死ぬまでやり続けるでしょう。
マジックは弱い自分を強くしてくれて守ってくれるものですから。私そのものだから。
自己満足から抜け出して、
人に喜んでもらえる様にまでなって
やっと人に貢献出来るものを手にしたから。

MAGIC BAR とまり木

札幌市中央区南4条西2丁目 南4西2ビル7F 電話 090-2818-4828 営業時間 20:00〜翌2:00 不定休(LINE 又はお電話でご確認をお願い致します。)

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